舞台は禁酒法時代のアメリカ。ある夜、幼かったアンジェロと弟ルーチェ、親友のコルテオがアンジェロの家で遊んでいた。程なくしてコルテオは帰るのだが、それを見計らったように不審な車がアンジェロの家に向かっていく・・。

　これ面白いんだが、メチャクチャ胸が苦しくなるアニメでもあった・・( ;∀;)。

　復讐を成し遂げるためネロを殺そうとするアヴァリオ、そんなアヴァリオを誰よりも信頼するネロ。

　二人の想いが交錯する中、物語は終焉に向かって進んでいくのだが・・。

　ラスト全てが明らかになった時、アヴァリオがネロに放った言葉が非常に印象的だった・・。

　結局アヴァリオは、ネロを憎みきれなかったんだろうな～( ;∀;)。

　これ復讐者としては致命的な事かもしれないが反面、人としてはごくごく自然の事のようにも思える。（あれだけ苦楽を共にしていたんだからな～。）

　家族を殺した者達に復讐を誓いながら、”人”を捨てきれなかったアヴァリオ。

　このアニメは、そんな葛藤を抱えた青年の悲しい物語だった・・。

　ＯＰの「Signal」もこのアニメのイメージにピッタリで、ホント神アニメでしたよ(#^^#)。